【ポケGOでハピナスが最強の理由】原作未プレイ勢必見!HABCDSの意味

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ポケモンGOにはHP、こうげき、ぼうぎょのステータスしかありませんが、原作ではこれ以外にもすばやさなど重要なステータスが存在します。

twitterなどで、HABCDSなどと書かれた表記を見たことはありませんか?

 

本記事ではポケモンGOからポケモンを始めた方向けに、HABCDSの解説をしています!

※ちょっとコアな話です。

 

 ポケGOのステータス構成

原作ではあまり活躍することのない(失礼)、ゴローニャやカイリキー、サイドンなどがポケモンGOでは優秀ポケモンになっています。

 

なぜ原作で活躍できるポケモンと、ポケモンGOで活躍するポケモンが違うのか?

考察してみました!

 

まず、ポケモンGOのステータスはHP、こうげき、ぼうぎょの3つのステータスからできています。

隠しパラメータとして、種族値個体値があり、種族値個体値からそのポケモンの3つのステータスが決められています。

 

例として、ハピナスを出してみましょう。

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こいつです。

 

ハピナスはHPが全ポケモン1位で、ぼうぎょがそこそこ高め、こうげきは微妙…。

という感じの種族値を持っています。

 

種族値とはそのポケモンごとに定められた値で、ポケモンが同じであれば誰が持っているどのポケモンでも絶対に同じ値です。

 

TL40の方のハピナスでも、TL10の方のハピナスでも同じ種族値です。

種族値がらみのネタだと、原作ではカイリューバンギラスメタグロスボーマンダなどの種族値の合計が600ちょうどの伝説や幻ではないポケモンたちを600族と表します。

 

今噂のミュウも種族値の合計は600ですが、ミュウは幻のポケモンなので、原作勢ではミュウを600族と呼ぶ人はいません

 

個体値については下記記事を参照してください

showadego.hatenablog.com

 

原作のステータス構成

原作のポケモンはHP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさという6個のステータスで構成されています。

 

もっとも大切と言われているのがすばやさで、相手より1でも早ければ先に行動することが可能です。先に行動して倒してしまえば敵のこうげきを受けないため、先手必勝!や攻撃は最大の防御!が成り立ちます。

 

 

次に攻守の関係ですが、こうげきとぼうぎょが対になっており、とくこうととくぼうが対になっています。

 

原作でのわざには「とくしゅわざ」か「ぶつりわざ」かの違いがあります。

とくしゅわざを使用する場合、攻撃するポケモンのとくこうと、わざを受けるポケモンのとくぼうの値でダメージ計算が行われます。

 

ぶつりわざを使用する場合は、攻撃するポケモンのこうげきと、わざを受けるポケモンのぼうぎょの値でダメージ計算が行われます。

 

とくしゅわざ、ぶつりわざのどちらで攻撃されてもHPは関係してくるため、原作で耐久力のあるポケモンを育てる場合、HPに努力値を割りあてることが多いです。

 

努力値は原作にのみある値で、6個のステータスに振り分けることができ、それぞれのポケモンによって成長の方向性を調整することができる機能です。

 

ちなみに毎回、HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさと呼ぶ人はおらず、下記のように略されます。

HP→H

こうげき→A

ぼうぎょ→B

とくこう→C

とくぼう→D

すばやさ→S

 

そして覚えておいてほしいのがわざが4個あることです。

 

ポケGOと原作の違い

まず要点をまとめておきます。 

 

・すばやさの有無

・AB、CDの一本化

・わざの数

 

上記3点が非常に重要です。

 

ポケGOではすばやさのステータスがないため、すばやさが低いサイドンゴローニャなどが活躍しやすい理由の一つになっていると考えられます。

 

次にこうげき、とくしゅに対するぼうぎょ、とくぼうであった原作に対し、ポケモンGOではこうげき、ぼうぎょと一本化されています。

 

つまり耐久力が高いポケモンは相手が誰でも耐久力があるし、攻撃力の高いポケモンは相手が誰に対しても高い火力で攻撃できるということですね。

 

原作のハピナスはHPととくぼうは高いですが、ぼうぎょの値が紙でした。

そのため、ぶつりわざを食らうと即死するデメリットがありましたが、ポケモンGOでは「ぼうぎょととくぼうが一本化」されたことにより、耐久力の化け物、ピンクの悪魔と罵られることになってしまったのです。

 

ちなみにぼうぎょの低さを逆手に取ったカウンター型というのがありましたが、ポケモンGOではバトルシステムが違うので再現することはできません。

 

最後にわざが2個しかないのがハピナス最強化の原因とも言えるでしょう。

原作は「つるぎのまい」などの攻撃力と高めるわざがあり、ステータス上昇系のわざを積むと6タテ(1体で6体倒されること)される可能性もあり、耐久系のポケモン起点にならないことが重要でした。

 

ポケモンGOではわざが2個しかなく、しかもフルアタ構成で補助わざがないため、耐久力が高いポケモンが起点になって全滅させられることはありません。

 

こうして最強のバランスブレイカー、ハピナスが出来上がったのです。

 

まとめ

バトルシステム改善して欲しいとは言わないので、ジム防衛においてハピナスが最強すぎるのをどうにかして欲しいです。

とか言いつつ頼ってしまうんですけどね…。