【原作勢・復帰勢は要注意!】ポケGOと本家ポケモンの相性の違い

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メタグロスにあくがばつぐん!?フェアリータイプってなに!?

そう思った方はいませんか?実際そう思った私もポケモン復帰勢です。

 

今回は復帰勢や本家しかプレイしたことがない方でもすぐわかる、ポケモンの属性相性の記事です。

 

フェアリータイプとは

フェアリータイプはポケットモンスターXY(以下ポケモンXY)から追加された18番目のタイプです。

ポケットモンスターブラックホワイト(以下ポケモンBW)で引退した筆者が初めて触れる事になったのはポケモンGOからなので、属性相性を覚えるのは時間がかかりました。

 

ポケモン公式サイトより相性表をお借りしてきましたので、ご確認ください。

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環境でトップメタだったドラゴンタイプの調整をするのが目的のタイプといえそうですね。

攻撃面で魅力の少なかった「どく」と「はがね」がばつぐんになっているのもポイントです。

 

はがねタイプの耐性変更

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ポケモンBWまではがねタイプはゴースト、あくタイプの攻撃を半減することができました。しかし、ポケモンXYからはフェアリータイプ耐性がつき、ゴーストとあくは等倍になってしまいました。

いつから変わったの?と思った方も多いと思いますが、ポケモンXYからです。

 

メタグロスに対してゴーストとあくタイプが「こうかばつぐん」になったのは相性変更があったからなんですね。

 

 ポケモンUSUMとポケモンGOの相性の違い

ポケットモンスターウルトラサン&ウルトラムーン(以下本家ポケモン)と、ポケモンGOの属性相性は若干異なります。

じゃんけん的な強さで言えば同じですが、ポケモンGOにはこうかがないみたいだ…がないのです。

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原作ではノーマルタイプにゴーストタイプのシャドーボールで攻撃すると「こうかがないみたいだ…」になるはずですが、ポケGOでは「こうかはいまひとつだ」になります。

 

本家ポケモンと違い、ポケモンGOはわざが2個しか持てません。「こうかがない」をなくすことでゲームが成り立ちやすくなっています。

 

次にひこうタイプにかくとうタイプのカウンターで攻撃する場合。

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これは本家ポケモンでもポケモンGOでも、「こうかはいまひとつだ」になります。

 

ひこうタイプがかくとうタイプからの攻撃を軽減できるのは通常通りですが、ノーマルタイプが本家ポケモンでは無効になるはずのゴーストタイプの攻撃を受けるのは、ノーマルタイプのアドバンテージが減っていることになりますよね。

 

ポケモンGOのアプリ内では表記がありませんが、かくとうタイプの攻撃をひこうタイプが受けた時の「いまひとつ」とゴーストタイプの攻撃をノーマルタイプが受けた時の「いまひとつ」は軽減率が異なるのです。

 

本家ポケモン軽減できる属性相性の場合の軽減率は「0.714倍

本家ポケモン無効になるはずに属性相性の場合の軽減率は「0.51倍

 

となります。

 

こうかはばつぐんだ!は2倍ではない

次に気をつけて欲しいのが「こうかはばつぐんだ!」表記です。

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ノーマルタイプのハピナスかくとうタイプのカウンターで攻撃する場合、本家ポケモンでは2倍のダメージを与えることができます。

ポケモンGOでは「こうかはばつぐんだ!」の倍率は1.4倍となっています。

 

二重弱点の計算方法は倍率は違えど、本家同様乗算です。

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サイドンは「じめん・いわ」タイプを持つポケモンですが、じめんもいわもみずが弱点なので、みずタイプの攻撃は1.4×1.4=で1.96倍になります。

上記例だとシャワーズのタイプ一致が入るので厳密には違いますが)

 

「こうかはいまひとつ」は無効相性の「0.51倍」が最低倍率と思いきや、本家ポケモンで無効といまひとつになる組み合わせによる「0.36倍」が存在します。

 

例えばゲンガーは「ゴースト、どく」タイプを持っています。

本家ポケモンではゴーストタイプを持っているため、かくとうタイプの攻撃は通りません。(0倍)

しかし、ポケモンGOではゴーストタイプにかくとうタイプの攻撃は0.51倍です。

 

ゲンガーのもう一つのタイプ、どくタイプは本家でもポケモンGOでも「かくとうタイプを軽減できる」属性です。本家では0倍に何をかけても0なので、たとえゲンガーが「ゴースト、ノーマル」タイプだったとしてもかくとうタイプの攻撃が通ることはありません。

 

ゲンガーに対しかくとうタイプの攻撃は、ポケモンGOでは二重耐性となります。倍率の計算方法ですが、下記となります。

 

本家ポケモン軽減できる属性相性の場合の軽減率は「0.714倍

本家ポケモン無効になるはずに属性相性の場合の軽減率は「0.51倍

 

つまり、0.714×0.51=0.36倍

 

約30パーセントカットなので、耐久力にかなり差が出そうです。

 

こうかはいまひとつ…なのか?

次にこちらをごらんください。

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「いわ」と「むし」タイプを持つアーマルドに対し、ほのおタイプのだいもんじ本家ポケモンだと等倍です。

しかしポケモンGOでは軽減率の0.714倍とばつぐん倍率の1.4倍をかけた0.99...倍になります。

小数点3桁まで9が続くので、限りなく1倍(等倍)に近い倍率ですが、システム上「こうかはいまひとつ」扱いされてしまうのです。

 

攻撃側はタイプ一致が強い!

本家ポケモンでもありましたよね、タイプ一致。

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ドラゴンタイプを持つカイリューの「りゅうせいぐん!」ただでさえ威力の高いりゅうせいぐんタイプ一致でさらに1.5倍の倍率がかかる組み合わせです。

 

ポケモンGOでのタイプ一致は1.2倍。本家より倍率は控えめですが、敵の属性に関わらず補正がかけられるのは非常に優秀です。

 

ポケモンのわざに迷ったら「タイプ一致」がおすすめと言われているのはタイプ一致補正があるからです。

 

まとめ

フェアリータイプの登場とはがねタイプの耐性の変化によって全体的なバランスが改善されています。

初代の赤緑でやめてしまった方は金銀で追加された「あく」と「はがね」の属性相性にも注意しましょう。

 

本家ポケモンによる無効の軽減率は高く、こうかはいまひとつの軽減率は低めです。レイドバトルやジムバトルの際の参考にしてみてくださいね!